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9784621084717
回折光学素子の数値解析とその応用
販売価格(税込):
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Pt
小舘 香椎子,神谷 武志 監修
A5判 270頁
2011/12/26
丸善出版 刊行
目次
序文
監修者、執筆者
1. 序章
1.1 はじめに <神谷武志>
1.1.1 回折光学素子の特徴と現代的意義
1.1.2 近似手法による数値解析
1.1.3 電磁波理論に基づく数値解析
1.1.4 先端回折光学素子の研究開発例
1.2 回折から回折光学へ <小舘香椎子>
1.2.1 波動の基礎
1.2.2 単色波の干渉・回折現象
1.2.3 ホイヘンス-フレネルの原理
1.2.4 フレネル回折とフラウンホーファー回折
1.2.5 フラウンホーファー回折の例(円形開口)
1.3 DOEの種類と数値計算法 <小舘香椎子>
1.3.1 DOEの種類
1.3.2 DOEの数値計算法
参考文献
2. 近似理論に基づいたDOEの数値解析
2.1 光線追跡法を用いたDOEの数値解析 <岩井広成>
2.1.1 光線追跡の特長
2.1.2 光線追跡の原理
2.1.3 光学設計ソフトによる解析例
2.2 波動光学に基づいたDOEの数値計算
2.2.1 スカラー解析の種類と特徴 <小舘香椎子・駒井友紀>
2.2.2 フレネル-キルヒホッフ回折理論 <小舘香椎子・駒井友紀>
2.2.3 平面波展開
参考文献
3. 電磁波光学に基づいたDOEの数値解析
3.1 電磁波解析の種類と特徴 <小舘香椎子>
3.1.1 はじめに
3.1.2電磁波解析法
3.2 厳密結合波理論(RCWA)
3.2.1 RCWAについて <藤野誠>
3.2.2 RCWAの理論――1次元格子,ノンコニカルマウント <藤野誠>
3.2.3 解析例 <藤野誠・岡恵子>
3.3 時間領域差分法(FDTD)
3.3.1 FDTD法について
3.3.2 解析例
3.4 ビーム伝搬法(BPM)
3.4.1 はじめに <岡本勝就>
3.4.2 等価屈折率法 <岡本勝就>
3.4.3 ビーム伝搬法 <岡本勝就>
3.4.4 BPM を用いた可視波長域AWGの特性解析 <駒井友紀・岡本勝就>
参考文献
4. DOEの作製・応用
4.1 DOEの作製法 <小舘香椎子>
4.1.1 ホログラフィ干渉法
4.1.2 電子ビーム直接描画法
4.1.3 レーザビーム直接描画法
4.1.4 光リソグラフィ法
4.1.5 超精密旋盤法
4.1.6 回折光学素子レプリカ複製法
4.1.7 今後に向かって
4.2 光計測への応用
4.2.1 天体観測用高分散体積位相型ホログラフィックグリズム <小舘香椎子>
4.2.2 アレイ導波路格子小型分光センサ <駒井友紀・小舘香椎子・岡本勝就>
4.3 情報通信分野への応用
4.3.1 光波シンセサイザ <駒井友紀・小舘香椎子>
4.3.2 波長帯域分離デバイス <駒井友紀・小舘香椎子>
4.3.3 全光スイッチングモジュール <駒井友紀・小舘香椎子・神谷武志>
4.4 DOEの画像処理分野への応用
4.4.1 光相関演算システム <渡邉恵理子・小舘香椎子>
4.4.2 色分離システム <駒井友紀・小舘香椎子>
4.5 DOEの応用と展開
4.5.1 反射防止構造 <中山朋子・小舘香椎子>
4.5.2 MEMSグレーティング <羽根一博>
4.5.3 液晶アクティブ回折光学素子 <橋本信幸>
参考文献
付録
A. 数値解析パッケージソフトを用いたDOE解析例 <岩井広成>
A.1 ビーム伝搬法(BPM)
A.2 厳密結合波理論(RCWA法)
A.3 時間領域差分法(FDTD法)
参考文献
索引
奥付