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出版社別 | オプトロニクス社

特許情報からみる赤外線技術の動向調査
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商品コード: IRPT2017

特許情報からみる赤外線技術の動向調査

販売価格(税込) 165,000 円
ポイント: 1650 Pt
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刊行日: 2017年8月30日
調査: (株)プライムネット、特許事務所グリーンワールド
発行: (株)オプトロニクス社
体裁 : 紙版(A4判)+電子版+付録データ
※直販限定商品

報告書概要(はじめにより)


サンプルページはこちら
http://shop.optronics.co.jp/user_data/sample/sample_IRreport2017.pdf


 本報告書は2009 年に「紫外線および赤外線領域のビジネス動向調査」を発刊して以来8年が経過しており、その後の技術の進展を俯瞰しつつ赤外線領域に絞って、特許調査をしたものである。

 調査方法としては、2000年から2017年までの特許公開公報(再公表公報等を含む)をベースに赤外線に関わる部品、材料から各種応用分野までを特許検索用キーワードにしたがって調査したものである。各項に特許の概要とキーワードクラウド、IPC分類とその範疇での件数をグラフ化している。IPC分類については、別冊付録として概要を表にまとめた。それを参照しつつ、どの分野の特許件数が多いかを類推することができる。

 本報告書は、部品・材料および各種応用分野別毎に具体的な特許案件の具体的な内容を3件から10件くらい選択して掲載した。選択の基準は、特許の書式的なデータ(被引用件数、ファミリー特許の数、残存期間、権利化の有無)をベースに、最新のものから順に並べて特許調査員が直接読み込み、目に付く案件をリストアップしたものである。特許調査員は、弁理士、技術士、特許検索の専門家、さらに赤外線分野で活躍している技術者などが担当した。できるだけ客観的にピックアップすることを心がけたが、どうしてもある種の主観が入ることはご容赦願いたい。
 部品・材料の項と応用分野の項では、だぶりが出てくるができるだけどちらかに分類して整合性を取った。

 今回の調査では、セキュリティ、医療、農業、非破壊的検査などに顕著な優良特許が見られた。また、最近では従来の分光法からスペクトル(波長別)イメージ法など画像表示や画像分析法が出てきている。
 ただし、技術の最先端が必ずしも特許化されている訳ではなく、特許法の制約上新たな特許明細書が公開されるまでには最小限1.5年を必要としている。したがって、公開された特許を検索しつつ、その明細書からどのような方向に発展・改良されているのかを読まなければならない。その時に必要な知識は、学術的な論文の内容や学会発表などである。特に、新規な研究開発テーマを決める際には、特許情報とともに学術動向にも留意しなければならない。

 今回特に中国特許調査を加えた。中国特許庁への出願特許および日本の特許庁への出願事例なども調査対象とした。中国特許は、機械翻訳をベースにしたので必ずしも的を射ているかどうか分からないが、少なくとも専門家の目に付いた案件を抽出したつもりである。
 技術動向とともに特許動向を併せて見ていただくことで、技術の新規性、進歩性の行方を占って欲しい。

報告書目次

1. はじめに

2. 技術解説
 2.1 赤外領域の基礎
  2.1.1 大気の窓(atmospheric window)
  2.1.2 エネルギー換算
  2.1.3 赤外線に関連する用語
  2.1.4 赤外線の光学
   (1)赤外、紫外線の吸収と散乱
   (2)紫外線吸収
   (3)赤外吸収
   (4)散乱
   (5)光ファイバにおける赤外線応用
 2.2 赤外線波長別領域による特徴と応用
  2.2.1 近赤外線領域の特徴と応用(0.78?3.0μm帯)
   (1)YAGレーザー
   (2)赤外線通信
   (3)LED(リモコン)
   (4)近赤外分光
  2.2.2 中赤外線領域の特徴と応用(3.0?50μm)
   (1)センサー応用
   (2)レーザー加工
   (3)赤外線分光分析
  2.2.3 遠赤外線領域の特徴と応用(50μm?1mm)
   (1)熱エネルギーとしての応用
   (2)センサーの特定検出波長としての応用
   (3)アクティブ応用
 2.3 赤外線の検出器と光源
  2.3.1 赤外線光源
   (1)遠赤外レーザーX線発生装置
   (2)成膜装置
  2.3.2 赤外線検出器(センサー)
   (1)光伝導センサー
   (2)光起電力センサー
   (3)熱型センサー
  2.3.3 光検出器の物理
   (1)受光感度
   (2)雑音等価電力(NEP:Noise Equivalent Power)
   (3)比検出能力(D*)
  2.3.4 赤外線センサー各論
 2.4 光学材料と光学系
  (1)アルカリハライド
  (2)アルカリ土類ハライド
  (3)カルコゲンガラス
  (4)半導体
  (5)高分子材料
  (6)金属フィルター
  2.4.1 赤外線光学材料概論
   (1)アルカリハライド系ガラス
   (2)弗化物ガラス
   (3)カルコゲナイドガラス
  2.4.2 赤外線光学系
  2.4.3 赤外線光学薄膜
   赤外線薄膜材料補足

3. 特許動向調査・分析
 3.1 赤外線デバイス
  3.1.1 赤外材料
  3.1.2 赤外窓
  3.1.3 赤外部品(レンズ、フィルター、ファイバー、各種オプティクス)
  3.1.4 赤外レーザー
  3.1.5 赤外LED
  3.1.6 赤外ランプ
  3.1.7 赤外センサー
  3.1.8 センサーアレイ
  3.1.9 サーモグラフィ
  3.1.10 赤外カメラレンズ
   「赤外カメラ」
   「赤外線レンズ」
3.2 赤外線応用
 3.2.1 ドローン
 3.2.2 通信・IoT
 3.2.3 リモートセンシング
 3.2.4 農業・環境・食料
 3.2.5 車載応用・自動運転
 3.2.6 医療・介護
 3.2.7 健康・理美容
 3.2.8 セキュリティ・生体認証
 3.2.9 温度計測・加熱
 3.2.10 監視カメラ・照明
 3.2.11 ロボット・人工知能
 3.2.12 非破壊検査
 3.2.13 天文・気象・宇宙
 3.2.14 玩具・ゲーム・アミューズメント
3.3 特許出願傾向・分析(出願人別・発明者別・国別)
 3.3.1 赤外線デバイス
 3.3.2 赤外線応用
 3.3.3 国別赤外線特許出願状況

4. 中国における赤外線技術の特許動向
 4.1 中国特許の出願動向
 4.2 赤外線関連特許の動向
 4.3 各特許の動向(デバイス)
  4.3.1 赤外材料
  4.3.2 赤外部品
  4.3.3 赤外レーザー
  4.3.4 赤外LED
  4.3.5 赤外ランプ
  4.3.6 赤外センサー
  4.3.7 センサーアレイ

5. まとめ
 5.1 赤外線領域の応用の可能性
 5.2 提言

別冊付録 デバイス別・応用別IPC分類表(件数順)


付録データ(USBメモリ)
 ・PDF版報告書 
 ・デバイス別・応用別 特許公報リスト(Excel)
 ・特許公報PDFファイル

その他

調査実施方法

 赤外線技術に関する特許等の一般公開情報を高度な技術的視点で調査します。中国の特許情報調査については現地の信頼できる特許事務所に協力を仰ぎつつ、中国の特許動向も調査する予定です。

調査実施企業

株式会社プライムネット
 応用理学部門(物理・化学・地質など技術全般をカバーしている)の技術士を中心に2008年設立した。特許調査、技術指導、技術者職業紹介を3つの柱に活動している。特許調査に関しては、赤外・紫外線技術、光学ガラス、2次電池、LED材料技術などの先端分野において特許動向調査を実施してきた。

鞠文軍氏
 2008年知的財産権の代理資格を中国政府から取得。120名のスタッフ(弁理士27名、弁護士51名)を有して、中国国内に関するあらゆる特許戦略の相談に応じることが出来る。

特許事務所グリーンワールド
 柴田茂夫、大塩剛2名の弁理士で2016年11月設立。情報通信、半導体、材料、医療機器を得意とする。特許調査にも定評がある。


スケジュール

 報告書刊行: 2017年8月30日
 調査報告会: 2017年9月下旬-10月上旬

 ※報告書代金には調査報告会への参加費を含みます。

著作権について

 本調査報告書の掲載内容の著作権は株式会社オプトロニクス社に帰属いたします。報告書の文章、写真、図表、市場データ等の一部分または全部を株式会社オプトロニクス社の同意を得ずに転載して使用することはできません。

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