書籍 | 光学全般
商品コード:
9784902312423
基礎からの量子光学
販売価格(税込):
6,264
円
ポイント:
62
Pt
(社)応用物理学会 量子エレクトロニクス研究会
松岡正浩、江馬一弘、平野琢也、岩本敏 監修
A5判 552頁
2009/10/21
基礎理論から実用化に向けた最新の取り組みまでを網羅!!
オプトロニクス社
概要
刊行趣旨
光の波動性と粒子性、あるいは光の二重性や真空揺らぎなどの量子光学の基礎分野から、量子情報通信の応用分野につき、それぞれの分野の専門家が分担執筆している。
読者対象
これから量子光学を学びたい方、量子光学の応用について勉強したい方、古典的な情報理論の上に量子情報について知りたい方などに最適。
著者紹介
量子エレクトロニクス研究会は、特定の領域の問題を突き詰めて行くだけでなく、異なった研究基盤を持つ研究者が、光との相互作用を通じて交流することによって更なる発展を求め活動を展開している。
目次
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※PDFファイル 約 2.3MB
【第1部 基礎編】
第1章 量子光学は量子力学のフロントランナー
第2章 光と物質の相互作用:ローレンツモデルと2順位原子
第3章 光と相互作用した物質の状態:密度行列とブロッホベクトル
第4章 物質中のコヒーレント過渡現象:光章動とフォトンエコー
第5章 光の粒子性を導く:電磁波の量子化
第6章 一様でない空間における電磁場の量子化:ビームスプリッターの量子論
第7章 量子論で干渉はどう説明されるか:ヤングの干渉と強度干渉
第8章 コヒーレントな光の量子論:コヒーレント状態
第9章 量子限界の克服:光のスクイーズド状態
第10章 真空雑音を制御する:直交スクイーズド光の発生と検出
第11章 光子数揺らぎを制御する:光子数スクイーズド状態
【第2部 発展編】
第1章 強度相関関数とアンチバンチング
第2章 サブポアソン分布光源とその光子数分布測定
第3章 単一光子の発生技術
第4章 EPRパラドックス
第5章 量子もつれ光子の発生と検出
第6章 量子テレポーテーション
【第3部 応用編】
第1章 量子情報処理と光子の利用
第2章 量子情報通信を支える基礎理論
第3章 量子情報通信とその展望
第4章 量子暗号鍵配布の安全性理論
第5章 量子暗号鍵配布の実験
第6章 量子信号のデータ圧縮と誤り訂正の古典限界克服―その実装例―
第7章 量子ゲートの基礎―量子計算における量子操作とデコヒーレンス―
第8章 線形光学素子を用いた量子計算―そのしくみと最新状況―
第9章 レーザー冷却とボース・アインシュタイン凝縮
第10章 冷却原子を用いた量子シミュレーション
第11章 18桁の精度を目指す次世代時間周波数計測―光格子時計・光周波数コム・光リンク―
第12章 光の保存と再生
第13章 共振器量子電気力学入門
第14章 量子ドットの基礎と量子情報分野への応用
第15章 フォトニック結晶を用いたキャビティQED
詳細目次
価格(税込):
14,300
円