書籍 | 光学全般
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9784254215014
光学入門 ―光の性質を知ろう―
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Pt
先端光技術シリーズ 1
大津元一 編
大津元一 ・田所利康 著
A5判 232頁
2008/10/20
朝倉書店 刊行
内容
先端光技術を体系的に理解するために魅力的な写真・図を多用し,ていねいにわかりやすく解説
1. 先端光技術を学ぶために
2. 波としての光の性質
2.1 波としての光
2.2 波を数式で表す
2.2.1 波が伝わるということ
2.2.2 1次元の波動関数
2.2.3 1次元の微分波動方程式
2.2.4 調和波の性質
2.2.5 3次元の波動
2.3 波動の重ね合わせ
2.3.1 重ね合わせの原理
2.3.2 波動の複素表示
2.3.3 位相子を用いた波の足し算
2.4 真空中の光の伝搬
2.4.1 マクスウェルの方程式
2.4.2 ∇・Aの意味
2.4.3 ∇×Aのイメージ
2.4.4 電磁波の位相速度
2.4.5 電磁波の特徴:横波
2.4.6 何が電磁エネルギーを運ぶのか
2.4.7 調和関数の平均と光の強度
2.5 偏光の記述
3. 媒質中の光の伝搬
3.1 分極と誘電率
3.2 電気双極子放射のミクロな重ね合わせ
3.2.1 電気双極子振動
3.2.2 電気双極子放射
3.2.3 空の青、夕日の赤
3.2.4 散乱光の重ね合わせ
3.3 媒質中の光の位相速度と屈折率
3.3.1 2次波の位相遅れ
3.3.2 透過光の伝搬
3.3.3 透過光の伝搬と屈折率
3.3.4 誘電関数
4. 媒質界面での光の振る舞い(反射と屈折)
4.1 反射の法則,屈折の法則
4.1.1 媒質界面における光の振る舞い
4.1.2 反射の法則
4.1.3 屈折の法則
4.1.4 フェルマーの定理
4.1.5 位相子を使った「フェルマーの原理」の解釈
4.2 振幅反射係数と振幅透過係数
4.2.1 p偏光とs偏光
4.2.2 フレネルの式
4.2.3 ブリュスター角
4.3 全反射
4.3.1 全反射とエバネッセント波の発生
4.3.2 エバネッセント波
4.3.3 全反射現象あれこれ
5. 干渉
5.1 強め合う干渉,弱め合う干渉
5.1.1 等しい周波数をもつ波の重ね合わせ
5.1.2 定在波(定常波)
5.1.3 ウィーナーの実験
5.2 代表的な干渉タイプ
5.3 波面分割2光束干渉
5.3.1 ヤングの実験
5.4 振幅分割2光束干渉
5.4.1 薄膜の干渉
5.4.2 マイケルソン干渉計
5.5 多光束干渉
5.5.1 平行平板の多光束干渉
5.5.2 光学薄膜の多重干渉
5.5.3 誘電体多層膜の実例
6. 回折
6.1 ホイヘンスフレネルの原理
6.1.1 波長に依存した波の回り込み
6.1.2 フレネルの回折理論
6.2 フラウンホーファー回折
6.2.1 開口からの回折
6.2.2. 単一スリットのフラウンフォーファー回折
6.2.3 開口形状とフラウンフォーファー回折
6.3 フラウンホーファー回折と分解能
6.3.1 分解能と回折限界
6.3.2 分解能に関するアッベの考え方
6.4 複スリットのフラウンホーファー回折
6.4.1 2重スリットのフラウンフォーファー回折
6.4.2 多重スリットのフラウンフォーファー回折
6.5 回折格子
6.5.1 回折格子の種類
6.5.2 回折角
6.5.3 位相子の足し合わせで回折格子を考察する
6.5.4 回折格子分光器
A. 各章の補足
A.1 第2章:波としての光の性質
A.2 第3章:媒質中の光の伝搬
A.3 第4章:媒質界面での光の振る舞い
A.4 第5章:干渉
A.5 第6章:回折
A.6 その他
B. 参考文献
C. 引用文献
索引