書籍 | 光通信
商品コード:
9784902312041
光通信ネットワーク入門
販売価格(税込):
2,970
円
ポイント:
29
Pt
加島宜雄
A5判 約190頁
2004/3/12
光通信を誰にでもわかりやすく!
オプトロニクス社
概要
刊行趣旨
光ファイバ通信技術や光通信ネットワーク技術は急激に実用化が進んだ結果、高度に進展した現状技術について、細部にこだわらず、光通信ネットワークの全体像を把握することが重要と考え、出来るだけ平易に記述し、図表を多用して分かりやすく解説されている。
読者対象
大学学部生、この分野になじみの薄い一般の技術者・研究者。
本書のレベルは、大学3,4年生の講義や大学院生の講義の導入部分で出来るものとした。
著者紹介
1950年生まれ。1973年横浜国立大学卒業。1975年同大学修士課程修了、電信電話公社へ入社。1984年工学博士(東京工業大学)。1998年より芝浦工業大学工学部通信工学科教授、現在に至る。
目次
サンプルページを見る
※PDFファイル 約 2.2MB
1.光通信の概要
◇光通信の幕開け
・低損失光ファイバ以前
・低損失光ファイバの実現
・光通信システムの開発経緯
◇光通信の特徴
・光通信の原理
・光通信の特徴
2.通信ネットワークの概要
◇通信の仕組み
・電話による通信と通信の種類
・交換機の役割と多重
・データ通信
◇公衆通信網
・中継系
・SDHとATM
・アクセス系
◇コンピュータネットワーク
・LAN
・階層構造
・インターネット
◇ルーティング
3.光ファイバ
◇光ファイバとその製造法
◇光ファイバの分類
◇光ファイバの導波原理
◇光ファイバの解析
◇光ファイバの特性
◇光ケーブル
4.光通信用部品
◇半導体レーザ
・光の発光とレーザー
・レーザー光の特徴とLDの発振
・半導体レーザの発振
◇半導体レーザの特性
・変調特性
・線幅とチャーピング
・半導体レーザの等価回路
◇ホトダイオード
・変換電流
・雑音
◇光接続
・接続の種類
・接続損失
・接続での反射
・接続の例
5.光伝送技術
◇デジタル伝送技術
・PCMの概要
・再生中継の概要
・デジタル伝送の評価
◇IM/DD方式
・方式の概要
・直接検出
・レシーバの感度
・光レシーバの構成
・理想的なIM/DD方式
◇コヒーレント方式
・方式概要
・レシーバ構成と誤り率
・コヒーレント光通信方式の特徴
◇多重化技術
・多重化技術の概要
・双方向伝送の方式
・多重化技術の適用例
6.光増幅
◇光アンプの概要
◇LDアンプ
◇ファイバアンプ
◇雑音
・光アンプの基本方程式
・TWAアンプの雑音
・EDFAの雑音
・光アンプの雑音
7.WDM用部品
◇多波長発振LDとチューナブルLD
・多波長発振LD
・チューナブルLD
◇バルク形WDMフィルタ
◇ファイバ形WDMフィルタ
・方向性結合形WDMフィルタ
・グレーテイング形WDMフィルタ
◇導波路形WDMフィルタ
◇チューナブルフィルタ
8.光ネットワーク
◇中継網
◇アクセス網
◇LANとCATV網
◇WDM網